e-Taxの導入:B-1. JREのインストール

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このステップB-1からB-4あたりが一番の山場となる。こういう作業に慣れている人はいいのだが、インストールやアンインストールは怖くて……という人には実に難儀な作業だろうと思う。スムーズに進めばいいが、エラーなどが出てつまづいたときに、ヒントになる情報があまりにも少ない。e-Taxの利用を推進したいのなら、もう少しマニュアルを何とかしたらどうだろうか。

JPKI利用者ソフトをインストールする前に、PCにインストールされているJRE(Java Runtime Environment)のバージョンを確認する(インストールされていない場合は、マニュアルに書いてあるバージョンのJREをダウンロードしてインストールする)。

古いバージョンのJREの入手方法。Java.comのトップページには最新バージョンしか表示されないが、アーカイブ・ページで、バージョンを選択してダウンロードすればOK。

ここで注意。私の環境では複数のバージョンのJREがインストールされていたため、JPKI利用者ソフトのインストール中に「Java実行環境が正しく設定されていないのでクライアントを登録できない」とかそんな感じのエラーが出ていた(エラーが出ても無視すればインストール自体は終了したが、その後の動作でやはり問題が出た。メニューから「Java実行環境への登録」を選択してみても、同じエラーになる)。何度かアンインストールと再インストールをしているうちにわかったのだが、マニュアルで指定されたバージョンよりも上位バージョンのJREがインストールされているとエラーになるようだ。なので、対応バージョン以外のJREがインストールされている場合は、いったん削除したほうがいいようだ。Java実行環境への登録さえうまくいけば、その後で他のバージョンのJREを追加しても、特に問題は起きていない(今のところ)。

過去のブログから転記しました