翻訳者にとってオンライン翻訳支援ツールの不便なところ

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最近担当するようになった、MemoQを使用した案件で不満なところは、翻訳メモリと用語集を手元にエクスポートできないこと。エクスポートできるのは翻訳対象文書だけ。これで実際に何が困るのかというと、既存訳のきめ細かい検索や全文検索ができない。ツールの検索機能はどうも信用できないから、手元のテキストエディターで検索できるほうがいいんだけど…。

もちろん、エクスポートできるできないは権限の設定で変えられるはず。でも、おそらく、エージェントが「リソースはエクスポートさせない」ポリシーなんだと思う。なぜなら、そのエージェントさんは「オンライン上で共有する(翻訳者に渡さない)ことでエンドクライアントさんの資産が守られる」というようなことを謳い文句にしているから。

でもねぇ、翻訳者はきちんとNDAを締結してるんだし、それはどうなんだろう?と思うわけですよ。