ポモドーロテクニックを都合よく取り入れる

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Twitterで同業者のみなさんのツイートを眺めていて、ポモドーロテクニックというのが目に留まった。調べてみると、時間管理術というか、集中力を維持するための手法で、思ったより古い歴史があるらしい。25分を1つの単位として「1ポモドーロ」と呼ぶのが可愛く、そこが受ける理由の1つかも。そもそも、なぜポモドーロ(トマト)なのかというと、考案者Francesco Cirillo氏が使ったキッチンタイマーがトマトの形状だったから(と、本家サイトにそう書いてある)。

私も以前は平気で3-4時間ぶっ続けで仕事できたのだが、ここ数年、集中力の続かなさが目に見えて酷くなってきたので、試してみようかな…と思った次第。

本家サイト:The Pomodoro Technique™(英語)
解説サイト:「Pomodoro Technique(ポモドーロ・テクニック)」25分単位で集中する時間管理術
本来のやり方のように紙のタスクシートとキッチンタイマーを使うのもいいが、パソコンで作業するのであれば、シンプルなタイマー機能を備えたフリーウェアがいろいろ出ているので、そのほうが(タイマーをセットしたり止めたりの手間が)楽かな。私が使っているのは MeasurePATカウントダウンタイマー というフリーウェア。タイマーを表示する位置、フォント、色、タイマーを鳴らす時間、音を好きなように変えられる点が気に入ったので。

私の場合は、タスクシートは省略。一度にたくさんのタスクを抱えていることはあまりないし(多くても3-4つ)、仕事やプライベートの予定はGoogleカレンダーに入力するようにしているので、それで十分。Web上のタスクリスト・サービスも使っていない。Googleカレンダーのほうが、目的別にカレンダーを分けられるし、複数のカレンダーを1か所に表示するのも簡単だから。

あとは単純に、仕事の開始と同時に25分のタイマーと5分のタイマーを交互に使うだけ。25分たったら仕事を中断して5分休憩。この5分の間に、仕事以外のメールのチェック、Twitterのチェック、RSSリーダーのチェックなどを少しずつ。25分なんて細切れすぎるのでは、と最初は思ったが、この5分の休憩はあっという間に終わってしまうので、わりとパッと元の作業に戻りやすい。25分と5分というのは、リズムを作りやすいのかもしれない。

とはいえ、あまりタイマーを気にしすぎてストレスになってしまうと本末転倒なので、少々の時間オーバーは気にしないことにしている。食事や散歩などの長目の休憩のときはタイマーは使わず、仕事の納期が気になる場合だけ、仕事に戻る予定時刻を携帯のアラームにセットしておくぐらい。

過去のブログから転記しました