e-Taxの導入:B-5. e-Taxソフトの初期登録

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e-Taxソフトをインストールしたら、ソフトを起動する。ソフトの起動時には、必ず一度インターネット経由でe-Taxのサーバーに接続し、プログラムアップデートの有無やメッセージの有無を確認するようだ。アップデートがある場合には、ダウンロードするかスキップ(無視)するかを選べるダイアログが表示される。「バージョンアップ」ボタンをクリックし、ダウンロードされたファイルを実行すると、自動的にインストールが行われる。

最初に利用するときには初期登録作業を行う必要がある。「はじめてこのソフトウェアを利用される方へ」という画面にひととおりの説明がある(この画面を閉じてしまってわからなくなった場合は、画面左側の「作成手順」メニューボタンを選んで「はじめに」をクリックすると表示される)。全般的にこのソフトのメニューも説明もすごくわかりづらいのだが、よく読んで説明に従って必要な情報を登録しよう。

ここで注意が必要なのだが、「(1) 利用者ファイルの作成」以外の登録作業では、e-Tax受付システムに接続する必要がある。この受付システム、実は24時間対応ではない。月曜から金曜(祝日を除く)の午前9時から午後9時までなのである。確定申告の期間(2月16日から3月15日)は24時間稼働らしいのだが。仕事が一段落してさあ登録するかと操作してみると、実は受付時間外で、「只今メンテナンス中です」というメッセージが出てちょっと脱力したりする。

(1) 利用者ファイルの作成
利用者ファイルとは、申告や申請のデータを保存するファイルだそうだ。税務署から送付された書類に記載されている「利用者識別番号」と利用者氏名を入力する。

(2) 暗証番号の変更
税務署から送られてきた書類に記載されている「暗証番号」を、自分の好きな暗証番号に変更する。

(3) 納税用確認番号等の登録
電子納付に必要な納税用確認番号とカナ氏名・名称を登録する。この納税用確認番号っていったい何?と少しとまどってしまうが、自分で好きな6桁の数字を決めてしまっていいみたいである。

(4) 電子証明書の登録
まず所轄の税務署を選択し、自分の住所(所在地)と利用者名を入力する。住所地の所轄の税務署がわからない場合は、事前に国税庁のホームページで確認しておこう。次に、ICカードから電子証明書を読み取って登録するので、ICカードリーダライタを接続してICカードをセットしておく。電子証明書の読み取りには、電子証明書のパスワード(役所で入力したやつ)が必要。

(5) メールアドレスの登録
メールアドレスの登録は任意、となっている。

さあ、ここまで来れたら、確定申告書の提出等ができるはず。まだ時期外れなので試していないが、そのときが来たらチャレンジすることにする。

参照先一覧

e-Taxホームページ http://www.e-tax.nta.go.jp/
公的個人認証サービス ポータルサイト http://www.jpki.go.jp/
公的個人認証対応ICカードリーダライタ普及促進協議会 http://www.jpki-rw.jp/
ペイジー http://www.pay-easy.jp/
Java.com http://www.java.com/ja/
Archive: Java Technology Products Download http://java.sun.com/products/archive/
All about [暮らしの税金] ガイド http://allabout.co.jp/finance/tax/

過去のブログから転記しました